update : 2023.12.24

渡辺電気株式会社でSwiftに関するコードを整理しているiOS/macOS向けライブラリです。 よく使う基本モジュール, UIKitのユーティリティ, Metalのユーティリティなどを含みます。 主にグラフィックプログラミング、ビジュアルエフェクト、2D画像処理のコーディングを目的として開発・整理しています。

• LilyCore

  • 汎用的な処理モジュール群(C言語からの移植)です。型の定義、画像オブジェクト、基礎的なロジックなどを含みます。

• Lily

  • メインとなるSwiftモジュール群です。LilyCoreモジュールのラッパーオブジェクト、Metalのモジュール、ユーティリティなどを含みます。

• Lily_View

  • iOS, macOSのビューに関するモジュール群です。AppKit,UIKitを用いるレイヤです。

• Lily_Metal

  • Metalを用いるヘルパーユーティリティ群です。オブジェクトや各種拡張を含みます。

• Lily_Stage

  • Metalを用いたグラフィックス処理のモジュール群です。パイプラインをまとめています。

• Lily_UI

  • Lily_ViewのSwiftUI向けモジュールです。

• XCode 15.2
• iOS 17.3
• macOS 14.3 (with macCatalyst)

Lilyのビルドを通すまでの手順を説明します。

1. XCodeを用意してください。

2. XCodeを起動し、新規のiOS Appプロジェクトを作成します。

1. [File] > [Add Packages] を選択します。

2. Package選択画面の右上の[検索フィールド]で以下を入力します。

• https://github.com/wdkk/LilySwift.git

3. [LilySwift]が表示されるのでこれを選択します

4. Dependency Ruleを設定します。

• "Up to Next Major Version" を選択します。
• バージョン範囲は、5.0.0 < 6.0.0 を指定します。

5. [Add Package] ボタンを押します。

1. Swiftのコード内でLilySwiftをimportしてください。

import LilySwift

2. LilySwiftのモジュールが利用可能になります。

2004年ごろ、Windows向けの画像処理ライブラリの必要性からLilyの開発を開始しました。 LilySwiftはiOS/macOS向けにLilyをSwiftに移植したライブラリです。

LilySwiftライブラリは MIT License ( https://github.com/wdkk/LilySwift/blob/master/LICENSE )のもと、公開しています。

• 渡辺電気株式会社(Watanabe-Denki, Inc.) 　　

  • https://wdkk.co.jp/

• 渡邉賢悟(Kengo Watanabe)

  • https://kengolab.net/

Copyright(c) 2004- Watanabe-Denki, Inc.