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[WIP] a session material, in Japanese language

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fujimurakai's Issues

基本構想

基本設定

  • ウェブ会議システムを用いた 90 分の講義

テーマ

国連ベクトルタイルツールキットをツールとして、世界とともに地図を作りたい藤村が、先生方、次いで学生のみなさまから助言をいただいてプロジェクトのアイディアを強化するセッションをやる。

実際にリアルなプロジェクトについて何らかのリアルな改善を得ていく姿を見ていただくことを狙う。また、学生の方々にも、その改善に参加していただく形を作る。

時間配分

準備の都合もあり、もうすこしトーク的な感じでやっている。HackMD の記述を参照。

  1. 藤村のプレゼン(20分;国連ベクトルタイルツールキットの進捗と方向性)
  2. ○○先生と藤村のセッション(10分、災害と国際・ものづくりとウェブ・Raspberry Pi)
  3. ○先生と藤村のセッション(10分、オープンソース・オープンガバメント)
  4. ○○先生と藤村のセッション(10分、データ流通促進)
  5. ○○先生と藤村のセッション(10分、ジオにおける国連の役割・国連におけるジオの役割)
  6. ○○先生と藤村のセッション(10分、可視化・デジタル地球儀とベクトルタイル の関係)
  7. 学生の皆様と藤村のセッション(15分)
  8. まとめ(5分)

検討するべきこと

ご参考事項

image

source: SDGs アクションプラン 2020

足回り

  1. コンテンツは、この GitHub issues で蓄積していく
  2. 当日の議事録は、 Hackmd で書き込んでいく
  3. 当日のウェブ会議環境は、ふつうの Zoom で構成する←多くの方に発言していただくにはそうするのが良い

【話題】デジタル社会・政府に関するEU のベルリン宣言(2020-12-08)

情報源

https://ec.europa.eu/digital-single-market/en/news/berlin-declaration-digital-society-and-value-based-digital-government

7つの重要原則

  1. Validity and respect of fundamental rights and democratic values in the digital sphere;
  2. Social participation and digital inclusion to shape the digital world;
  3. Empowerment and digital literacy, allowing all citizens to participate in the digital sphere;
  4. Trust and security in digital government interactions, allowing everyone to navigate the digital world safely, authenticate and be digitally recognised within the EU conveniently;
  5. Digital sovereignty and interoperability, as a key in ensuring the ability of citizens and public administrations to make decisions and act self-determined in the digital world;
  6. Human-centred systems and innovative technologies in the public sector, strengthening its pioneering role in the research on secure and trustworthy technology design;
  7. A resilient and sustainable digital society, preserving our natural foundations of life in line with the Green Deal and using digital technologies to enhance the sustainability of our health systems.

7つの重要原則(抄訳)

  1. デジタルスフィアにおける基本的権利と**的価値観
  2. 社会的参加とデジタルインクルージョン
  3. 全ての市民がデジタルスフィアに参加できるためのエンパワーメントとリテラシー
  4. トラストとセキュリティ;安全・認証・認知
  5. デジタル主権と相互運用性;意志決定と自己決定
  6. 公的セクターにおける人間中心システムとイノベーティブ技術
  7. 強靭で持続可能なデジタル社会;グリーンディールと健康

議論トピック

  1. 7つの重要のうち、どれに最も興味がありますか。

Zoom ローカルルール

藤村自身は、Zoom の講義を受けたことがあるが、Zoom の講義をしたことはない。

Zoom で講義をやるとして、運用ルールはこんな感じなのかなと思う。

  1. 会議のセッティングと URL 等の事前配信は青山学院大学サイドにおねがいしてよろしいでしょうか。
  2. ユーザ名を、氏名ひらがな、例えば「ふじむら ひでのり」に統一してもらう。
  3. ブレークアウト等の機能は多分藤村が使いこなせないので使わない。逆に言えば、講義参加者の人数はそれで対応できる程度の人数であると想定する。

20201213T15:00 HackMD バックアップ

2020-12-14 はじめての空間情報システム

2020-12-14T15:05/16:35 (4限、90分)

舞台裏

方針

インタラクション重視で、時間いっぱいまでショーノートをヒントにしながら社会実装に近いところのお話をします。

インタラクションが本質なので、積極的な介入をお願いします。

ショーノート

地理空間情報当局にようこそ

  • 地理空間情報管理能力という専門性をもって国の統治に貢献する政府機関で、日本の場合には国土交通省の特別の機関である国土地理院。
  • BIG Mengucapkan Selamat Hari Raya Idul Fitri  {%youtube yvWYnwahSRY %}
  • 国土地理院 〜国土を支える地図と測量~ {%youtube AOXi79MmAlY %}

世界とともに地図をつくる

{%youtube ZiF-7_prjlg %}

参考: 技術者向けのプレゼン(短め):

{%speakerdeck hfu/guo-lian-bekutorutairuturukituto %}

参考: もうすこし技術者向けのプレゼン(長め):

{%speakerdeck hfu/guo-lian-bekutorutairu-turukitutofalsegai-yao-tohuo-yong-shi-li %}

国連地理空間情報課への2年強の派遣

しごとの概要

UN CITO と次席大使へのプレゼン

ロケーション

エピソード

キョンスー・オム国連地理空間情報課長

  • 2020年2月に開催予定であった国連 GGIM 防災会議(コロナウイルスによる渡航見合わせが多かったため延期)のためのスピーチ
    {%youtube h2llqCeXQP4 %}

エンジニアとサイエンティスト

  • 地理空間情報分野では、エンジニアとサイエンティストがまざる。
  • サイエンティストは「なぜなのか」「どうなのか」が基本問題。
  • エンジニアは「要件は何だ」「どう実装するんだ」が関心。
  • 私はエンジニアで、オム課長もエンジニアであり性格が合った。
  • 世界の地理空間情報当局の間にも、サイエンティスト支配の組織と、エンジニア支配の組織があるように見える。
  • 概ね、防衛系がエンジニア気質・自前気質が強い。民生系はサイエンティスト気質・学会気質が強い。国土地理院は1945年に組織形態を維持しながら防衛系から民生系に激変した経歴があり、このような経歴を持つ地理空間情報当局は他に類を見ない。その特異性をポジティブに生かすことを考えたい。

国連 GGIM

国際会議対応について

  • ルールが決まっていて、それぞれのプレイヤーにゴールがあるという意味で、プロフェッショナル・スポーツに似ていると感じる。

国連 GGIM-AP

  • https://un-ggim-ap.org
  • もともとは独立した国連会議(国連アジア太平洋地域地図会議)であったが、現在は国連 GGIM の地域委員会。事務局は ESCAP の宇宙・防災担当。
  • 担当者の ICT スキルが高く、ウェブ会議のビデオがすべて出ている
  • 会議ごとのサイトから Recording を参照
  • アジア太平洋という立地が ICT 活用に影響しているかも。バンコクの企業が請けている姿が見られた。
  • ウェブ会議の実施能力重要。インドネシアが実施した AP 総会の方が、英国が実施したハイレベルフォーラムよりも上手かった。若い力を生かしている。拘らずに Zoom を使っている。YouTube にあげるときに編集をしている。ちなみに、日本留学経験者(Senoさん)がインドネシアの地理空間情報当局で活躍している。
  • 自前のツールを使わず、コンテンツの作り込みにリソースを回すことができている。お金で解決していないところが好感。{%youtube ZWV_earnxYU %}
  • c.f. 1. Izumi Nakamitsu (UNODA) on the situation in the Middle East (Syria) - Security Council Open VTC
  • いずれにせよ「ウェブ会議システムがうまく使えないと、会議でうまくしゃべれないのと同じ」という状況であり、トレーニングを進めている。

UN-GGIM-AP アジア太平洋プラットフォーム

  1. UN-GGIM-AP 事務局である ESCAP が「UN-GGIM-AP アジア太平洋プラットフォーム」を提案しており、国土地理院からのコミュニケーション戦略を検討中。
  2. Open Data CubeDIAS が検討の中で参照されている。
  3. パイオニアだけれどオープンでないもの、という整理で DIAS が語られることが気になっている。
  4. 普段から使い慣れているプラットフォームで海外からのデータも使えるようになるということが本質的に重要。
  5. 言語的多様性が豊かなアジア太平洋地域で、yet another プラットフォームができることに価値があるのか。
  6. アジア太平洋地域では、非ローマ字言語が多い。
  7. 言語的多様性が豊かな地域で国際公用語(英語、**語、ロシア語)のプラットフォームを作っても、現場では使われにくいシステムになる。
  8. 他方で、アジア太平洋プラットフォーム内部で多言語化を行おうとすれば、それぞれの言語コミュニティの活力に応じたムラのある対応になってしまう。
  9. 加盟国が自国のプラットフォームを作り、ルールに従ってデータが相互運用される形を確保する方向が望ましいのでは。
  10. 公用語レベルの言語多様性がそれほどないカリブ海地域とは多少異なるアプローチになるのではないか。

国連ベクトルタイルツールキット

  1. https://unvt.github.io
  2. 毎週火曜日30分のウェブ会議を実施している。日本時間では22時から。
  3. Broader community の連絡チャンネルとして 英語での GitHub Team日本語での GitHub Teamを持っている。
  4. 国連ベクトルタイルツールキットと地理院地図との関係は「未来の地理院地図は、国連とともにつくる」

アルバニアへの能力構築

  1. 能力構築(Capacity Building)。UNVT では、技術移転(Technology Transfer)よりも実態にあっている。また、国連 GGIM では Capacity Building という言葉がよく使われる。
  2. 航空測量会社が受注している JICA 技術協力プロジェクト(無償資金協力)の追加コンポーネントとして、プロジェクトで作成した大縮尺データのベクトルタイル生産が実施されているところ。
  3. データは、首都ティラナ Tirana から、港湾であるデュレス Durres までの地域(通称 デュラナ Durana)をカバーしている。
  4. 国連ベクトルタイルツールキットの能力構築をリモートで行うという課題に対して、Raspberry Pi を用いた能力構築を実施している。
  5. オンライン能力構築
  6. ウェブ会議で技術移転しようとしたところ、時差が大きく、これではうまくいかないと考えているところ。
  7. GitHub と YouTube をより積極的に用いた方法を考える必要がある。

バングラデシュへの能力構築

  • バングラデシュ測量局と国土地理院との間には、長年にわたる協力関係があり、現在も国土地理院職員がアドバイザー(JICA 長期専門家)として派遣されている(一時帰国解除を待機中)。
  • この専門家が地図分野の熟達者であり、アルバニア用の能力構築資料を自習したところ、20時間かかった。

optgeo

  • アダプト・ジオデータ
  • スウェーデンやエストニアのベクトルタイルは作ることができそう(地形図データをオープンデータとして公開しているため)

国連 GGIM WG-Disasters

  • カリブ海とアジア太平洋からそれぞれ議長が出ている必然性
  • 災害に関連する経済的損出リスクが非常に高いのがカリブ海とアジア太平洋。ついで地中海に抜ける方向
  • 藤村は Task Group B (Scenario-based Exercise) の Lead を担当

UN-GGIM WG-Disasters シナリオベース演習

  • GitHub
  • 日本の貢献戦術として、優先課題として提示するべきは「台風」なのではないかと考えているところ。
  • Habigis に関する国連事務総長ステートメント: "the Secretary-General highlights the importance of investing in climate resilience, pointing out the important leadership role Japan has played in this area, as evidenced in its extensive and efficient preparation for this latest extreme weather event. "
  • どういった災害も偏在するものではあるが、火山や地震と比べると、気象災害は頻度が高く、またおそらく関係者も多い。
  • 台風についての教訓は、おそらくカリブ海のハリケーンやインド洋のサイクロンにも適用可能である可能性がある。

2013年のハイエン/ヨランダの例

  • フィリピンやベトナムに向かう、11月ころの進路パターン(2020年にも同様な進路をとる台風によって、マニラ等で浸水があった。)
  • 平成25年台風第30号(Wikipedia)
  • Typhoon Yolanda, A Year later: U.S. Embassy Manila Supports Filipino Resilience: {%youtube x4HchYeQR-s %}
  • 【海外派遣】フィリピン国際緊急援助活動記録~海上自衛隊~: {%youtube c0jpBVodLf0 %}
  • こういった場合に、例えば「地理院地図(その他、派遣側の組織が常用しているシステム)にフィリピン地理空間情報当局(NAMRIA)の地図を読み込んで使う」ことが「顧客が欲しかったもの」なのではないか。「こんな時のために作っておいた国際プラットフォーム」を急に使うということではないように思える。
  • 一方で、データ(タイル)提供のオーナーシップをデータのオーナーが持っていることが重要。主体的なコントロールがあるのが健全であり、これは地球地図プロジェクトの教訓である。
  • 普段から使っているものこそが、いざというときに役立つ。

※ 当日は、ここまでできれば一定の成果をあげたことになると考えている。

日本

私の仕事 - 国土地理院地理空間情報部

  1. 地理院地図を含む地理空間情報ライブラリー
  2. 地域連携、産学官連携、地方公共団体との協力協定
  3. 測量成果の閲覧・謄抄本交付、複製・使用承認
  4. 国土地理院の共用計算機システム(2023年更改)

日本政府 SDGs アクションプラン 2020

  • 国内実施と国際協力を連携させる
  • 2021 に向けても作業中

日本政府デジタル改革 - ベース・レジストリ

  • デジタル・ガバメント閣僚会議のデータ戦略タスクフォースで「ベース・レジストリ・ロードマップ」が検討されているところ。
  • ベース・レジストリの重点整備対象候補の一つとして「地図」が扱われているところ。

技術論

分析的ではなく、対話的に

  • 政府の委員会、とくにその事務局は分析をしがち。要素要素では局所最適でありながら、それを組み合わせるとなんらの問題解決にならないというシナリオを避ける必要があると痛感している。
  • エンジニアリングの観点からは、主体を特定し、リソースを確保して、ワークプランを作り、実装していくことが重要である。
  • 主体が単体であれば、単体で意思決定していけば良い。
  • 主体が複数であれば、主体間の対話こそが、分析よりも重要であるように思える。
  • Spatial Data Infrastructure (SDI) の失敗要因は分析偏重であるような気がする。
  • Integrated Geospatial Information Framework (IGIF) では、対話を明確に織り込んでおり、それが例えば実践コミュニティである。

プラットフォームよりも実践コミュニティ、という考え方

日本政府と実践コミュニティ

  • 「地方公共団体や多様な民間組織・人材と空間を超えて有機的につながる仕組み」
  • ビジネスチャット(Slack, Teams)や GitHub がより使われるようになるとよさそう
  • 心理的安全性重要

カタログサイト(CKAN)の閉塞を打破するのは実践コミュニティ

  • CKAN に続きはない。なぜならばカタログサイトはプラットフォームだから。
  • 問題解決に向かうためには実践コミュニティ

非同期コミュニケーションを重視する

ここから先は、時間が余ったら

国土地理院国際会議室

  • 地球地図の担当課であった環境地理課の執務室であった
  • それまでは、一般用途の会議室をその時その時で借りていた
  • 本日のセッションは、国土地理院国際会議室から実施している

個別の話題

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