salesforce-api-kubeは、Salesforce との API 連携を担当するサービスです。
Status-Kanban からメッセージを受信すると、Status Kanban, redis-cluster に書き込みをして、Salesforce に読み込み・書き込みを行います。

salesforce-api-kube は AIONのプラットフォーム上での動作を前提としています。
使用する際は、事前に AION の動作環境を用意してください。

OS: Linux
CPU: Intel/AMD/ARM
Kubernetes
AION

salesforce-api-kube の通信フローは下記の通りです。

1. 認証サーバーへクレデンシャルを送信し、api へのアクセストークンと API の URL を取得する。
2. 1 で取得した API URL に対して、アクセストークンをヘッダーに付与しリクエストを送信する。

アクセストークンは有効期限が設定されており、有効期限が切れるまでは再取得する必要がありません。
しかし、現状トークンを保持する仕組みが無いため、 API へのリクエスト毎に毎回取得する仕組みになっています。

config.json.sample のフォーマットを参考に、
config.json に salesforce のクレデンシャルを記載してください。
アプリケーション起動時に、自動でクレデンシャルが読み取られます。

下記の設定を行う事で接続先を salesforce sand box に切り替える事ができます。

1. config.test.json に sand box のクレデンシャルを記載する。
2. 環境変数 DEV=true で起動する。 環境変数を変更する事で、config.json.sampleからクレデンシャルを読み込みます。

このリポジトリをクローンし、makeコマンドを用いてDocker container imageのビルドを行ってください。

$ cd salesforce-api-kube
$ make docker-build

kanban から受信する metadata に下記の情報を含む必要があります。

path_param, query_params は必要な場合のみ含まれます。

具体例:

# metadata (map[string]interface{}) の中身

"connection_key": "account_get"
"method": "get"
"object": "Account"
"path_param": "15"

kanban に送信する metadata に下記の情報を含める必要があります。

具体例:

# metadata (map[string]interface{}) の中身

"connection_type": "response" 
"key": "Account"
"content": `[{
    "attributes": {
        "type": "Account",
        "url": "/services/data/v51.0/sobjects/Account/0010I000028S9KmQAK"
    },
    "Id": "xxxxxxx",
    "Name": "サンプル太郎",
    "LastName": "サンプル",
    "FirstName": "太郎",
    "CustomerNameKana__c": "サンプル　タロウ",
    "PersonEmail": "[email protected]", 
    "KokyakuStatus__c": "契約中（継続）",
    "Phone_nohyphen__c": "041234567",
    "MailingAddress__c": "000-0000 神奈川県XXXX市",
    "todoufukenSikugun__c": "神奈川県XXXX市"
}]`