katono / pcunit Goto Github PK

https://github.com/katono/PCUnit/issues/3にて、mockのexpect()とset_callback()を両方有効化可能とした件に関連して問題が発生しています。

結論としてはmockのexpect()とset_callback()を両方有効化した場合、mockの戻り値はexpect()側を優先した方が良いと思われます。弊方でもPullRequestの準備をしておりますが、仕様として問題がないか回答をお願い致します。

問題点

http://d.hatena.ne.jp/katono123/20150313/1426172490で紹介されている「C標準関数やシステムコールのモック化」を実践した場合において「test_Hoge_new_fail()」の試験ができなくなってしまっています。
mockの戻り値はコールバックが優先されるため、上記テストではorginalのmalloc()の戻り値が常に返却されます。

mock機能に関して仕様の相談があります。

背景

mock関数にアドレスを渡して、そのアドレスに特定の値をセットするケースでset_callback()を用いますが、引数値のチェックはexpect()を利用したいケースが多々あります。しかし、現状の実装はexpect()とset_callback()の両方をテストケース内で呼び出した場合、expect()を優先する仕様となっています。(callback関数の登録は無視)

仕様

以上の要求を満たすべく、expect()とset_callback()の両方を実行した場合、以下動作とする修正を加えたいと考えています。

• 引数チェック：現状のexpect()と同じ動作
• 戻り値のセット：現状のexpect()と同じ動作
• callback関数：実行するが戻り値は無視
• 実行回数の判定：expect()とset_callback()のうち後に実行された値を使用(原則同じ値をセットしなければならない)

実装

以下にコミットしております。仕様に問題がなければ、本ブランチにてpull requestを出したいと思っています。

yuuu@0046d92

サンプルプログラム

以下にコミットしております。本サンプルはpull requestの対象外とする予定です。

yuuu@5fe04e5

以上、お手数ですが確認をよろしくお願いいたします。