水部の標高（断面図・色別標高図等）について about gsimaps HOT 1 CLOSED

断面図や色別標高図で使用される地理院地図の標高値は、指定した地点において整備されている複数の標高モデルから最も計測精度の良いものが採用されます。
それぞれの標高モデルにおいて標高精度・計測時期等が異なるため、表示される標高値や作成した断面図・色別標高図が不連続となる場合があります。

標高モデルについての詳細は、以下のページをご参照ください。
（参考）標高タイルの作成方法と地理院地図で表示される標高値について
https://maps.gsi.go.jp/development/hyokochi.html

なお、断面図作成においては「オプション」より断面図作成に使用する標高モデルを選択することができます。データがない場所では断面図は点線で表示されます。

特に不連続となる場合が多い水部の標高（水面もしくは河床のどちらで取得されているのか）については、以下もご参照ください。

１）水部で元となる標高モデルが航空レーザ測量以外（データソース：DEM5B, DEM5C, DEM10B）の場合
水部の標高は、実測値ではなく近隣の標高値より内挿した値となっています。
したがいまして、厳密に申し上げますと水部における標高値は水面と河床のどちらの値でもございません。

２）水部で元となる標高モデルが航空レーザ測量（データソース：DEM5A）の場合
航空レーザ測量で使用するレーザ光は、一般に近赤外波長のため、水を透過しません。
そのため、標高として取得されるデータは計測時の水面となります。
ただし、一部地域でALB（航空レーザ測深）という新技術により計測されている箇所がございます。
グリーンレーザとも呼ばれ、水を透過するレーザ光を使用しているため、
このALBによる測量が実施されている地域では河床のデータが標高として取得されています。

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