CAD開発の経験をバックボーンに持ち、メモリやCPUなどのコンピュータ寄りの領域への理解を強みとして、主としてWebシステムのバックエンドエンジニアとして働いている。 ただし、3~10人程度の比較的小さなチームでの開発が多く、ほとんどのケースでクラウドインフラの構築やフロントエンドの開発を兼務していた。結果として、サーバサイド中心としながら、クラウドインフラからフロントエンドまで対応できるスキルを習得している。
開発プロセスやチーム改善にも強みを持っている。 例えば、テストが無いレガシーな開発チームでは、自動化されたユニットテストやCIを導入し安定したプロダクト開発につなげた。 顧客の要件が拾い切れず進行が遅れていたプロジェクトではスクラムを導入し、スクラムマスターとして納期に要件を満たした製品を納品するのに貢献した。 新規技術の導入時には、ペアプログラミングやモブプログラミングを取り入れ、チームメンバーのスキルと生産性を高めた。
役職としては、現場の開発者や開発リーダーの他、社内でプロジェクト横断的なプロセス改善や技術的意思決定を実施する役職(Chief Technical Manager)、サービス開発エンジニア組織を統括するセクションマネージャーを経験した。
- Go
- Python
- FastAPI
- Elixir
- Phoenix
- C, C++03, C++11
- Visual C++, GCC
- MFC, Windows Form
- Ruby
- Ruby on Rails, Sinatra
- JavaScript
- Node.js
- Electron
- React
- Vue.js
- C#
- WPF, Windows Form
- Java8
- Spring Boot
- DBFlute
- Thymeleaf
- Haskell
- Database
- MySQL, PostgreSQL, Oracle Database, DB2, SQLite3, Redis
- Webサーバ
- Nginx, Apache HTTP Server
- AWS
- EC2, Lambda, ELB
- S3, RDS, DynamoDB, ElastiCache
- CloudFront
- CloudWatch
- CloudFormation
- GCP
- Kubernetes Engine
- Cloud Storage
- Cloud PubSub
- Firestore/Datastore
- Compute Engin
- Vertex AI
- Firebase
- Authentication
- Cloud Firestore
- Cloud Functions
- ソース管理
- Git, VSS, TFS
- 仮想環境
- Vagrant, Docker
- エディタ
- Vim, VSCode
- CIツール/サービス
- Jenkins
- CircleCI
- 職務 2022.4~現在(2023.10): Developer, Product Manager
- 期間: 2023.4~現在(2023.10)
- 担当: プロダクトマネージャ/インフラ・バックエンドエンジニア
- 使用技術
- Go
- JavaScript
- React
- deck.gl
- AWS
- Datadog
漁船での計画立案をするための海況情報など様々な情報を提供するGISツールのプロダクトマネージメントおよび開発を担当した。
- 期間: 2023.1~現在(2023.10)
- 担当: プロダクトマネージャ/インフラ・バックエンドエンジニア
- 使用技術
- Go
- JavaScript
- React
- gRPC
- AWS
- Datadog
漁獲から水揚までのデータを集積し、報告業務や漁労活動の計画立案をサポートするサービスのプロダクトマネージメントと開発を担当した。 また、外注している要素のベンダーマネージメントも担当した。
- 期間: 2022.12~現在(2023.10)
- 担当: プロダクトマネージャ/バックエンド/IoT/インフラエンジニア
- 使用技術
- Go
- JavaScript
- React
- AWS
- Datadog
漁船に搭載された魚探、ソナーの映像や位置情報を船団内で共有するサービスの追加機能開発を担当した。
後に開発を兼任しつつ顧客やセールス、カスタマーサクセス部門とコミュニケーションを取りながら、開発方針を決めるプロダクトマネージメントを行った。
また、外注している要素のベンダーマネージメントも担当した。
- 期間: 2022.4~2022.12
- 担当: バックエンド/IoT/インフラエンジニア
- 使用技術
- Go
- Python
- AWS
- Datadog
船舶のエンジンや魚槽などの機器のメトリクスを収集し、船内や陸上での状況把握および機器の予防保全をサポートするシステムの追加開発を担当した。
- 職務 2020.9~2022.3: Section manager
- 職務 2019.9~2020.8: Developer
- 期間: 2020.5~2021.12
- 担当: アーキテクト
- 使用技術
- Python
- GCP
- Cloud Run, Firestore, Compute Engine, Cloud PubSub
- git, GitHub
- Docker
工業部品の回路設計において、最適な配置設計を提供するAPIサーバを開発をするプロジェクトで、アーキテクチャ設計を担当した。
- 期間: 2020.12~2021.7
- 担当: バックエンドエンジニア
- 使用技術
- Python
- GCP
- Cloud Run, Cloud Storage
- git, GitHub
- Docker
特定業種の予備校生向けに学力診断機能を提供するAPIサーバを開発した。
- 期間: 2020.2~2020.7
- 担当: バックエンドエンジニア, スマホアプリエンジニア
- 使用技術
- Dart, Flutter
- Node.js
- Python
- Firebase
- git, GitHub
- Docker
画像から体温等の健康状態に関するメトリクスを計測するライブラリを組み込んだスマホアプリを開発した。
- 期間: 2019.9~2020.2
- 担当: アーキテクト, バックエンドエンジニア, スマホアプリエンジニア
- 使用技術
- Dart, Flutter
- Node.js
- Python
- GCP
- Cloud Functions, Cloud Storage, Datastore
- Firebase
- git, GitHub
- Docker
経費精算の電子化のためのスマホアプリおよびそのバックエンドの設計、開発を担当した。
- 職務 2018.10~2019.8: CTM(Chief Technical Manager)
- 職務 2015.1~2018.9: PG, SE
- 期間: 2018.9~2019.2
- 担当: スクラムマスタ, アーキテクト, バックエンドエンジニア
- 開発規模: 15人月
- 使用技術
- Go
- C
- git, GitLab
- Vagrant
- DB2, PostgreSQL
新規の取引先追加を機に、旧システムをGoにリプレースした案件です。 古いシステムのため、顧客も仕様を把握できていなかったため、C言語で書かれた旧システムから解析し仕様を解析するところからスタートしました。
顧客の要件が固まっていないこともあり、スクラムを導入してスプリントごとにソフトウェアと要件を擦り合わせながら進行しました。 また、経験の浅いメンバーが中心で、Goの経験者も少なかったため、適宜モブプログラミングを導入しました。 これにより各メンバーが一定水準のスキルを習得し、安定したプロジェクトの進行に繋がりました。
- 期間: 2017.10~2018.9
- 担当: プロジェクトマネージャ, バックエンドエンジニア, インフラエンジニア, フロントエンドエンジニア
- 開発規模: 50人月
- 使用技術
- Elixir, Phoenix, ExUnit, credo
- Vue.js, ESLint
- git, Backlog
- Jenkins
- Selenium
- Vagrant
- Docker
- Kubernetes
- MySQL
- AWS: S3, CloudFront
- GCP: GKE, GCE
- Firebase: Authentication
自社サービスとしてゼロから製作したBtoCサービスの開発案件です。
企画担当1人、技術者2人からスタートし、当初は主に要件定義、サーバサイドの技術選定と基本設計、およびフロントエンドの技術選定を担当しました。 後に2人の開発メンバーを迎えて以降は、プロジェクトマネージャを兼任しながら、サーバサイドを中心にインフラ、フロントエンドを含めた開発者を担当しました。
プロジェクトマネージャとしては、チケット管理、各種アジャイル開発イベントのファシリテートをしながら、テスト戦略の決定、CIの導入、デプロイ手順の整備などを実施しました。 特にCI、デプロイ周りでは社内で知見の少なかったDocker + Kubernetes(on GKE)を導入し、開発からステージングや本番への安定して素早いデプロイに寄与しました。 サーバサイドの開発者としては、基盤設計と主要部分を実装しました。
- 期間: 2015.7~2017.10
- 担当: バックエンドエンジニア, プロジェクトマネージャ
- 開発規模: 3~5人チームの継続開発
- 使用技術
- Ruby
- Java8
- C++11
- PostgreSQL
- Redis
- WebSocket
- git, BitBucket
- Selenium
複数のマイクロサービスから構成されるアプリケーションの各種サービスを顧客側の技術者と連携して開発した案件です。
- 期間: 2015.1~2015.7
- 開発規模: 8~15人の継続開発(途中参画)
- 使用技術
- Java8
- Thymeleaf
- DBFlute
- PostgreSQL
- git, Backlog
- Selenium
- 職務 2006.4~2014.12: PG, SE
- 担当: アプリケーションエンジニア
- 期間: 2012.6~2015.12
- 使用技術
- Visual Studio2010
- C++11, Google Test
- Haskell
- TFS(Team Foundation Server)
- SQLite3
主力製品の後継製品として、新規にゼロから製作したプロジェクトです。 アプリケーション部の先行開発チームとして、基盤設計、テスト戦略の選定と主要部の先行実装を担当しました。
並行してカーネル部の開発者と協力し、CAD内部で動かすためのDSLの実行環境の開発にも関与しました。 DSLの言語仕様設計、およびVMとデバッガを担当しました。
後続メンバーの追加時には、C++11を使えるエンジニアが少なかったため、勉強会のファシリテートなど、導入補助も実施しました。 また、社内にコードレビューが無かったため、TFSの運用ルール策定とともにコードレビューのフローも導入しました。
- 期間: 2009.5~2012.5
- 使用技術
- Visual Studio2005, Visual Studio2010
- C++03
- VSS
- 期間: 2007.10~2008.10
- 担当: バックエンドエンジニア, フロントエンドエンジニア
- 使用技術
- Java6
- Oracle Database
- VSS
- 期間: 2006.4~2009.4
- 担当: アプリケーションエンジニア
- 使用技術
- Visual Studio6.0, Visual Studio2005
- C++03
- VSS
プログラミングはほぼ未経験で入社したため、OJTでプログラミングの基礎を教わりながらCADのカーネル部の実装を担当しました。 OJTで非常に良い師を持てたこともあり、コーディング、コンピュータのアーキテクチャなどを深く学びました。 CADのカーネルという性質上、メモリの効率的な利用が求められるため、低レベルな領域の知識を身に付けました。
- 2006.3 修了
- 森林生態学専攻
- 主な研究テーマ
- 河畔林の樹種分布と変遷
- 冷温帯林の着生植物の分布
- リポジトリ
- 使用技術: Electron, Vue.js, CircleCI
- 企画、設計、実装を担当
- リポジトリ
- 使用技術: HTML, JavaScript
- 機能追加、バグ修正、リファクタリング
- リポジトリ
- QUICについての記述の一部を翻訳
- 翻訳レビュー
- リポジトリ
- 11章の翻訳を担当
- 誤訳修正
- リポジトリ
- 使用技術: Qt, C++, SQLite3
- バグ修正
- Git入門書
- 技術での校閲を担当
- Amazon
- スクラム開発体験談集
- 全6章のうちの1章を執筆
- 販売ページ
- Go言語入門者用コミック
- 技術面の校閲を担当
- 販売ページ
植物生態学の分野で数値計算、シミュレーションを担当した。
- Temporal variation in airborne pollen density and genetic diversity of the pollen pool in Fagus crenata.
- 2012年
- Hanaoka So, Daisuke Kondo, Yuzuru Mukai
- 関東森林研究 63: 93-96
- The effect of sampling design on genetic diversity of seed population -Simulation case study of Fagus crenata
- 2012年
- Hanaoka So, Daisuke Kondo
- The 5th EAFES International congress, P3-225A, 17-21 March, Otsu.
- ブナ開花期における花粉の量と遺伝的多様性の時間的変動
- 2011年
- 花岡創, 近藤大介, 向井譲
- 第1回関東森林学会大会, 群馬県社会福祉総合センター, 講演要旨集第28貢