最終更新:2024/04/10
大河原 修(@expajp)の職務経歴書です。
こちらの記事に掲載しているのは基本情報と経歴の要約です。
詳しい経歴はdetails.md にまとめていますのでそちらをご参照ください。
積極的な転職活動は行っていません。
ただ、中長期的な転職を視野に入れたオファーがあればお話をお聞かせください。
エンジニアリングマネージャー・VPoE
バックエンドエンジニアも応相談
key | value |
---|---|
Name | 大河原 修(Shu Oogawara) |
Birthdate | 1990/09/09 |
expajp[at]gmail.com | |
GitHub | expajp |
Blog | はてなブログ |
Qiita | expajp |
Speaker Deck | expajp |
Booklog | expajp |
X(Twitter) | @expajp |
connpass | expajp |
技術名 | 業務利用した期間 | バージョン等 |
---|---|---|
Ruby | 2017 - 現在 | 2.2 - 3.3 |
Ruby on Rails | 2017 - 現在 | 3.2 - 7.0 |
JavaScript | 2016 - 現在 | - |
Vue.js | 2019 - 現在 | 2.x - 3.x |
MySQL | 2017 - 現在 | 5.6, 5.7 |
Amazon Web Service | 2017 - 現在 | 利用経験あるサービスは別記 |
Docker | 2018 - 現在 | - |
- 独力で設計・開発遂行が可能
- 主な学習リソース
- Project Euler 100問回答
- メタプログラミングRuby問題集 完答
- 主な成果
- テックブログ:LS/LM がRuby 2.7 -> 3.2 にアップグレードするまでの軌跡 - Linkers Tech Blog(2023)
- 登壇:Railsバージョンを倍にしたサービスのそれまでとそれから(2021)
- OSS contribution:Pull Request #208 · rsolr/rsolr(2020)
- マルチバイト文字を含むエラーログを吐こうとすると例外が起こるバグの修正
- 登壇:ActiveSupport::Concernで開くメタプログラミングの扉(2019)
- 登壇:実践Railsアプリケーション設計(2019)
- 登壇:brainf*ck処理系で理解するパターンマッチングをつかった疎結合な実装(2019)
- gem:expajp/reredos(2019)
- ReDoSに強いEmailアドレスバリデータ
- modern JS環境で独力で開発遂行が可能
- 主な学習リソース
- 主な成果
- 基本的なデータ操作と最低限のチューニングが可能
- 最低限のチューニング:非効率なクエリの見直し・インデックスの付与
- 主な学習リソース
- SQLアンチパターン 読書メモあり
- SQL実践入門
- 基本的なWebアプリケーションサーバ構築・AWS CLIを使った手順書の作成が可能
- 業務で利用している主なサービスは以下の通り
- EC2, RDS(Aurora), S3, ALB, WAF, Opensearch, API Gateway, SageMaker
- 主な学習リソース
- 基本的なDockerfile作成と
docker-compose.yml
の作成が可能 - 主な学習リソース
資格名 | 取得年月 |
---|---|
基本情報技術者 | 2012/05 |
応用情報技術者 | 2012/12, 2016/12 |
プロジェクトマネージャ | 2017/06 |
応用情報技術者を再取得したのは、プロジェクトマネージャ試験の午前I免除を兼ねて学生時代の知識を思い出すため。
ネイティブ
- TOEIC 公開テスト Score.680 (2023/03)
- Speaking & Listening: 日常レベル
- 海外旅行で困らない程度
- Reading & Writing: ビジネスレベル
- 英語で書かれた文書の理解およびテキストコミュニケーションには困らない程度
詳細な経歴は(リンク)を参照。
- 技術と人のマネジメントを中心に、必要ならば自ら手を動かす
- チームのロードマップを策定して予算を作成し、ロードマップを随時更新しながら開発の支援をする
- Rubyのアップグレード・ImageMagickの撤廃などは自ら手を動かして実施
- 2023年後半以降はチーム外のタスクが増える
- 社内の稟議システムを移行するための部署横断プロジェクトのリーダー
- 別の開発チームのマネージャー・エンジニアを採用するための求人票作成とスカウト作成・選考活動
- プロジェクトリーダーを行いつつ、チームの仕組みづくりを行う
- プロジェクトリーダーとしてはElasticsearchの導入などが主な成果
- ふりかえり・1on1・スクラムの導入や技術的負債を継続的に解消する仕組みの構築を行う
- 2019年から
- チームのタスク管理を行いつつ、プロジェクトリーダーとして法人マスタPJなどをリードする
- 採用活動に関わるようになる
- 2018年まで
- Ruby on Rails製のWebアプリケーションを開発運用する
- 一開発者としてアサインされたタスクを実施する
- カンファレンスの参加事務を以前の担当者から巻き取って行う
- 新卒入社し研修を受ける
- チームに配属され、Classic ASP製のWebアプリケーションを保守開発する
- 一開発者としてアサインされたタスクを実施する
- Engineering Manager Meetup - connpass
- Meetup #8 以降のスタッフ
- 読書会コアメンバー
- EMはいかに自分の仕事をマネジメントするか (2023/12/10)
- エンジニアリングマネージャに捧ぐ、積ん読を切り崩すための読書法 (2021/12/18)
- エンジニアリング組織の仕事を考えることで、EMが学ぶべきことを体系化してみた (2020/12/07)
私は、仕事において以下の3つを大事にしています。
私は、仕事において組織全体の生産性を高めるように動くことを重視しています。言い換えれば、短時間で質の高いアウトプットを出せるような仕組みを組織内に作ることです。
短時間で質の高いアウトプットを出す組織にするためには
- 組織内の情報を取得しやすくする
- 個人がすべきことと組織の目的が明確になっている
の2つが特に重要であると考えています。
エンジニアリング組織においてアウトプットの原資は情報であり、組織内にある情報を素早く取得できることは生産性に直結します。これを実現するためには、
- 既知の情報を集約して絶えずメンテナンスすること
- 他人が持つ情報を取りやすいコミュニケーションフローを設計すること
- コミュニケーションを円滑に行うために心理的安全性を保つこと
が重要と考え、仕組みづくりの形で実行しています。
また、個人がすべきことが明確になっていれば、単純にリソース効率・フロー効率が共に上がります。タスク着手へのリードタイムが減り、作業者自身がゴールを探る必要がなくなるからです。
その上で、組織の目的が明確になっていればタスクが作られた理由が理解できるため、個々が実行する際の迷いがなくなります。
これを念頭に、個々が自律的に自分がすべきタスクを認識できる仕組みを構築した上で、各々のタスクの位置付けを明確にすることを心がけています。
公私問わず日々の生活は意思決定の連続で、物事を納得して決断するには様々な面から検討することが必要です。そして、それを支えるのは幅広く学び続けることであると考えています。
学習の礎となるのはやはり読書で、情報の確からしさを一定担保できるように学術研究がベースになっている書籍を選んでいます。読書は全体像を把握するところからスタートし、必要な箇所を拾い上げて精読しています。これらの読書法は「社外活動」の項に書いたQiita記事 にもまとめています。
また、最近では「人がいかにして学習するか」ということ自体にも興味を持って、認知科学の本を読んで学習に活かしています(実際に読んだ本はブクログの本棚ページ でご確認いただけます)。
ソフトウェアプロダクトを運用していくに当たって大事なのは仮説検証型の考え方であり、そこからブレないようにするには科学的であることが大事だと考えています。
科学的であるというのは、以下を指しています。
- 反証可能な仮説を立てること
- 仮説の尤もらしさは証拠(測定データ・実際の出来事)に基づいて判定すること
- すべての仮説はあくまで「仮説」であって、未来永劫正しいとは保証できないこと
この姿勢を一貫させることで、冷静で公正な判断を下すことができるようになります。
すなわち、明確な基準で証拠に基づいて判断することで、皆が納得する結論が得られます。また、正しい可能性が低い説は却下できます。誰かの唱えた説を人間関係への影響が小さくなるように却下するのは難しいものです。
この姿勢が引いては組織内での信頼関係に繋がっていくものと思っています。